初期設定

本章では、AirManage2サーバの設定からノードの接続までを説明します。

info

サブスクリプションプランの方は、ログイン(テナント管理者)からご確認ください。

ログイン(システム管理者)

ブラウザでAirManage2サーバに接続します。

image3

タイムゾーン

タイムゾーンは、画面右上のプルダウンメニューから選択します。

ログイン/ログアウト

ログインすると、ノード状況が表示されます。

image4

ログアウトは、画面右上のログアウトをクリックします。

システム管理(システム管理者)

画面右上のシステム管理をクリックします。

image_unit

システム設定

システム設定タブを選択します。

image_setting

本節の設定は、通常変更する必要はありません。設定値によってはAirManage2サーバに負荷がかかります。

項目内容デフォルト(許容範囲)
ノード情報取得間隔(秒)ノードの情報を取得する間隔です。300(10-86400)
ノード情報取得最大変動時間(ミリ秒)ノードの台数が多いとき、情報の取得を一斉に実行するとAirManage2サーバに負荷がかかります。それを防ぐために、指定した範囲でランダムに実行します。10000(0-10000)
オンデマンドジョブ確認間隔(秒)オンデマンド接続時に、待機ジョブの有無を確認する間隔です。15(5-60)
オンデマンドジョブ処理最大時間(秒)オンデマンド接続時に、待機ジョブを処理する時間です。3600(10-7200)

システム管理者

システム管理者タブを選択します。

adminlist

システム管理者の設定を変更するには、編集ボタンを押します。システム管理者を削除するには、削除ボタンを押します。

adminedit

項目内容
メールアドレスメールアドレスです。ログイン時に入力します。
名前システム管理者の名前です。適当な文字列を入力します。
電話番号連絡先の電話番号です。必要に応じて入力します。
アクセストークンWebAPIのアクセストークンです。
存在しない場合、生成ボタンを押すことにより自動で生成されます。
存在する場合には、再生成削除コピーボタンが表示されます。コピーボタンを押すことによりクリップボードにコピーされます。
2段階認証Google Authenticatorで2段階認証を設定します。
有効にする場合、有効にするボタンを押します。
2段階認証設定画面で、QRコードをGoogle Authenticatorで読み取り、コードを入力して、認証するボタンを押します。
現在のパスワードパスワードを変更する場合、現在のパスワードを入力します。
パスワードパスワードを変更する場合、新しいパスワードを入力します。
パスワードの確認確認のために、上の新しいパスワードを入力します。

終了するには、アカウント詳細を更新ボタンを押します。 なお、ログインしているユーザーのパスワードを変更した場合、自動でログアウトされますので作業を継続する際には再度ログインを行ってください。

システム管理者を追加するには、新規ボタンを押します。

newadmin

項目内容
メールアドレスメールアドレスです。ログイン時に入力します。
名前システム管理者の名前です。適当な文字列を入力します。
電話番号連絡先の電話番号です。必要に応じて入力します。
管理権限管理権限です。変更できません。
パスワードパスワードを入力します。
パスワードの確認確認のために、上のパスワードを入力します。

終了するには、登録ボタンを押します。

テナント管理者

テナント管理者タブを選択します。

tenant_user_list

テナント管理者を追加するには、新規ボタンを押します。

new_tenant_user

項目内容
メールアドレスメールアドレスです。ログイン時に入力します。
名前テナント管理者の名前です。適当な文字列を入力します。
電話番号連絡先の電話番号です。必要に応じて入力します。
管理権限管理権限です。変更できません。
パスワードパスワードを入力します。
パスワードの確認確認のために、上のパスワードを入力します。

テナント管理者の設定を変更するには、編集ボタンを押します。テナント管理者を削除するには、削除ボタンを押します。

カテゴリテンプレート

ノードのパッケージのバージョンを管理するために、カテゴリを設定する必要があります。

カテゴリテンプレートは、カテゴリ作成の補助に使います。カテゴリを作成するときに、カテゴリテンプレートからコピーして、必要な修正を加えるだけですますことができます。

カテゴリテンプレートタブを選択します。

category_temp

カテゴリテンプレートを追加するには、 新規ボタンを押します。

new_category_temp

項目内容
テンプレート名カテゴリテンプレートの名前です。適当な文字列を入力します。
アーキテクチャノードのモデルのアーキテクチャです。
OBSモデル名ノードのモデルのモデル名です。
DebianコードネームノードのモデルのDebianコードネームです。
スクリプト実行ユーザ名AirManage2サーバからノードに対してスクリプトを実行するときの実行ユーザ名です。ノードのモデル毎に決っています。
パッケージ1~8バージョン管理を行う対象のパッケージ名を入力します。
パッケージ追加ボタンを押して、8個まで登録できます。
sources.list更新するパッケージが置いてあるリポジトリを記載します。
追加の自作パッケージのリポジトリを追加する場合には、末尾に追記します。
ベースconfigノードのWEB-UIの設定ファイルです。

終了するには、登録するボタンを押します。

カテゴリテンプレートの設定を変更するには、編集ボタンを押します。カテゴリテンプレートを削除するには、削除ボタンを押します。

テナント

テナントが存在しない場合、ユニット登録時に自動的に作成されます。

テナントタブを選択します。

info

下図のUNKNOWNというテナントは、使用終了したノードを確保するテナントです。そのため、初期状態から存在しています。

tenant_list

テナントを追加するには、新規ボタンを押します。

new_tenant

項目内容
テナント記号テナントを表す記号を入力します。
テナント名テナントの名前を入力します。各画面でテナントを選択するときに表示されます。
期限切れ事前通知期限切れ事前通知をテナント管理者に送る場合にはチェックします。期限切れの7、14、30日前に通知されます。
期限切れ通知用ロケール期限切れ通知のロケールを選択します。
期限切れ通知テンプレート期限切れ通知メールに追加したい文章を記入します。
テナント管理者テナントの管理者を選択します。
複数のテナント管理者を設定する場合には、Ctrlキーを押しながらマウスクリックをしてください。

終了するには、登録ボタンを押します。

テナントの詳細情報を表示するには、詳細ボタンを押します。テナントの設定を変更するには、編集ボタンを押します。テナントを削除するには、削除ボタンを押します。テナント管理者にテストメールを送信するには、テストメールボタンを押します。

info

テナントの削除は、テナント内にノードが存在しない場合のみ選択できます。

ユニット管理

OpenBlocksやEasyBlocksのユニットを登録します。ユニットはシリアル番号で区別されます。ここで所属先のテナントを指定します。

ユニット管理タブを選択します。

image_unit

CSVファイルを使って登録

注意

同一シリアル番号が登録されている場合は、削除され新たに登録されます。その際すでにノードが登録されている場合は、ノードも削除されます。

  1. ユニットのCSVファイルを用意します。各行の書式は以下の通りです。
シリアル番号, テナント記号, ノード名, HW名, 有効期限(YYYY/MM/DD)
info

シリアル番号、テナント記号、ノード名に使用可能な文字は英数字及び記号の"_"となります。

  1. ユニットタブにマウスカーソルを置くと、プルダウンメニューにユニット登録(CSV)が表示されるので選択します。

unit_csv

  1. CSVファイルを選択ボタンを押して、CSVファイルを選択します。

  2. CSVファイルを読み込むボタンを押します。

    i. ユニット登録(CSVファイル)ウィンドウが開きます。CSVファイルチェック終了が表示されたら、インポート実行ボタンを押します。

    ii. ユニット登録(CSVファイル)ウィンドウが開きます。インポート終了が表示されたら、完了ボタンを押します。

ひとつづつ登録

ユニットを追加するには、新規ボタンを押します。

unit_one

項目内容
シリアル番号ユニットのシリアル番号を入力します。
使用可能な文字は英数字及び記号の"_"となります。
テナント記号ユニットが属するテナントの記号を入力します。
使用可能な文字は英数字及び記号の"_"となります。
ノード名ノード名です。ホスト名など適当な文字列を入力します。
使用可能な文字は英数字及び記号の"_"となります。
HW名ユニットのハードウェア名です。適当な文字列を入力します。
有効期限有効期限(00:00:00 UTC)がくるとノードが切断されます。
有効チェックしていると、ノードの接続を許可します。拒否するには、チェックをはずします。
適用済再度適用するには、チェックをはずします。

終了するには、登録ボタンを押します。

適用

適用することで、未適用のユニットを抽出して、指定したテナントがなければテナントを生成し、ノードを生成します。

  1. 適用ボタンを押します。
  2. 適用ウィンドウが開きます。適用ボタンを押します。
  3. ユニット適用ウィンドウが開きます。適用終了が表示されたら、完了ボタンを押します。

ユニットの削除

ユニットを削除するには、削除ボタンを押します。複数のユニットを一括して削除するには、チェックボックスでノードを選択し、一括削除ボタンを押します。

info

以上でシステム管理者特有の初期設定は完了です。

テナント管理者権限での初期設定になりますので、以降はアカウントを切り替えて実施してください。

ログイン(テナント管理者)

ブラウザでAirManage2サーバに接続します。

OpenBlocksやEasyBlocksからログインアカウントを作成した場合には、各製品のWEB-UIからリンクボタンにてブラウザアクセスを行ってください。

image3

タイムゾーン

タイムゾーンは、画面右上のプルダウンメニューから選択します。

no_tenant_login

ユーザの編集

テナント管理者の設定を変更するには、画面右上のユーザ設定をクリックします。

tenant_user_edit

項目内容
メールアドレスメールアドレスです。ログイン時に入力します。
名前テナント管理者の名前です。適当な文字列を入力します。
電話番号連絡先の電話番号です。必要に応じて入力します。
アクセストークンWebAPIのアクセストークンです。
存在しない場合、生成ボタンを押すことにより自動で生成されます。
存在する場合には、再生成削除コピーボタンが表示されます。コピーボタンを押すことによりクリップボードにコピーされます。
2段階認証Google Authenticatorで2段階認証を設定します。
有効にする場合、有効にするボタンを押します。
2段階認証設定画面で、QRコードをGoogle Authenticatorで読み取り、コードを入力して、認証するボタンを押します。
現在のパスワードパスワードを変更する場合、現在のパスワードを入力します。
パスワードパスワードを変更する場合、新しいパスワードを入力します。
パスワードの確認確認のために、上の新しいパスワードを入力します。

終了するには、アカウント詳細を更新ボタンを押します。

ログイン/ログアウト

ログインすると、ノード状況が表示されます。

image4

ログアウトは、画面右上のログアウトをクリックします。

カテゴリ

ノードのパッケージのバージョンを管理するために、カテゴリを設定することができます。 カテゴリが設定されていない場合、ノードからのアクセスが行われた際に自動でデフォルトのカテゴリがテナント用にコピーされますので、本カテゴリ編集は必須ではありません。 カスタマイズをしたカテゴリを使用する場合のみ、本項目をご確認ください。

カテゴリタブを選択します。

tenant_category

カテゴリを追加するには、テナント: <テナント名>ボタンにマウスカーソルを置いて表示されるテナントを選択して、新規ボタンを押します。

new_tenant_category

項目内容
カテゴリ名カテゴリの名前です。適当な文字列を入力します。
OBSモデル名ノードのモデルのモデル名です。
DebianコードネームノードのモデルのDebianコードネームです。
スクリプト実行ユーザ名AirManage2サーバからノードに対してスクリプトを実行するときの実行ユーザ名です。ノードのモデル毎に決っています。
テナント名カテゴリが所属するテナント名です。変更できません。
アーキテクチャノードのモデルのアーキテクチャです。
パッケージ1~8バージョン管理を行う対象のパッケージ名を入力します。パッケージ追加ボタンを押して、8個まで登録できます。
sources.list更新するパッケージが置いてあるリポジトリを記載します。
追加の自作パッケージのリポジトリを追加する場合には、末尾に追記します。
ベースconfigノードのWEB-UIの設定ファイルです。

終了するには、登録するボタンを押します。

node_category

カテゴリの設定を変更するには、編集ボタンを押します。パッケージの最新版を確認するには、最新版確認ボタンを押します。カテゴリを削除するには、削除ボタンを押します。

info

カテゴリの削除は、カテゴリ内にノードが存在しない場合のみ選択できます。

注意

カテゴリの設定を変更した場合、最新版確認ボタンを押して、パッケージの各パッケージ名のうしろの括弧内にバージョンが表示されていることを確認してください。

パッケージ名のうしろに括弧が表示されない場合、設定のパッケージ名やsources.listなどに誤りがあります。

グループ

グループタブを選択します。 DEFAULTグループが存在します。このグループはユニットを適用したときに、グループがなければ作成されます。そのとき生成されたノードは、DEFAULTグループに属します。

グループを追加するには、テナント: <テナント名>ボタンにマウスカーソルを置いて表示されるテナントを選択して、新規ボタンを押します。

new_group

注意

頻繁にオンデマンド接続した場合(ex. 10分に1回接続)には、SSLネゴシエーションの通信トラフィックにより常時接続より通信量が多くなります。

オンデマンド接続を用いる場合には、アクセス間隔は60分以上の設定を推奨します。

項目内容
IdグループのIdです。変更できません。
グループ名グループの名前です。適当な文字列を入力します。
接続形態常時かオンデマンドか選択します。
監視対象外このグループの所属するノードを監視対象外にするには、チェックします。アラートメールが送信されません。
通信可能範囲(開始時刻)オンデマンド接続時の通信可能な時間の開始時刻を入力します。
(許容範囲: 00:00-23:59)
通信可能範囲(終了時刻)オンデマンド接続時の通信可能な時間の終了時刻を入力します。
(許容範囲: 00:00-23:59)
アクセス間隔(分)オンデマンド接続時の通信可能範囲内での通信間隔を入力します。
(許容範囲: 10-1440)
テナント名グループが属するテナント名です。変更できません。

終了するには、登録するボタンを押します。

グループの設定を変更するには、編集ボタンを押します。グループを削除するには、削除ボタンを押します。

info

グループの削除は、グループ内にノードが存在しない場合のみ選択できます。

ノード

ノードタブを選択します。

Config以外の設定

ノードの所属するグループ、カテゴリ、パッケージのダウンロード方法と更新方法を設定します。設定するには、編集ボタンを押します。

node_edit

項目内容
ノード名ノードの名前が表示されます。
グループノードの所属するグループを選択します。
カテゴリノードのカテゴリを選択します。
場所ノードの設置場所です。空白のままか、適当な文字列を入力します。
メモノードに関する覚え書きです。空白のままか、適当な文字列を入力します。
ダウンロード方法パッケージのダウンロード方法を選択します。
ダウンロード時刻ダウンロード方法に時間指定を選択した場合、パッケージをダウンロードする時刻を入力します。
更新方法パッケージの更新方法を選択します。
更新時刻更新方法に時間指定を選択した場合、パッケージを更新する時刻を入力します。

終了するには、更新するボタンを押します。ノードを削除するには、削除ボタンを押します。

複数のノードを一括して設定することもできます。設定したいノードのチェックボックスで選択し、一括編集ボタンを押します。一括編集ウィンドウが開きます。設定内容は、上記と同じです。終了するには、設定ボタンを押します。

注意

カテゴリにはアーキテクチャーやFW情報が含まれます。

そのため、一括編集では異なるアーキテクチャーのノード(ex. OBSVX2とOBSEX1等)やFW ver.が異なるノード(ex. FW3とFW4等)を同時に一括編集しないでください。

Config管理

info

ノードのconfigはリコンフィグ(またはゼロコンフィグ)時に使用されます。そのため、リコンフィグを行う前に設定されている必要があります。

ノードのconfig設定をします。設定するには、Config管理ボタンを押します。

node_config_history

オリジナル世代の編集ボタンを押します。ノードのconfigファイルを貼り付け、更新するボタンを押します。

複数のノードを一括して設定することもできます。カテゴリで設定したベースconfigの全体または一部を上書きします。

注意

複数ノードのconfig一括設定の設定を実行するには、以下を設定する必要があります。

  • カテゴリのベースconfig設定
  • ノードのカテゴリ設定

※ カテゴリのベースconfig設定は、ベースとなるOpenBlocksまたはEasyBlocksのwebui.confを設定してください。

  1. ノードのJSONファイルを用意します。書式は以下の通りです。
[
{
"node": "BX1_10",
"config": {
"network": {
"interface": {
"interfaces": {
"eth0": {
"mode": "static",
"address": "192.168.10.156",
"netmask": "255.255.255.0"
}
}
}
}
}
},
{
"node": "BX1_11",
"config": {
"network": {
"interface": {
"interfaces": {
"eth0": {
"mode": "static",
"address": "192.168.10.157",
"netmask": "255.255.255.0"
}
}
}
}
}
}
]
  1. ノードタブにマウスカーソルを置くと、プルダウンメニューにノードconfig一括設定が表示されるので選択します。

node_config_bulk

  1. JSONファイルを選択ボタンを押して、JSONファイルを選択します。

  2. JSONファイルを読み込むボタンを押します。

    i. JSONファイル読み込みウィンドウが開きます。登録終了が表示されたら、完了ボタンを押します。

ノードの接続

以上でAirManage2サーバ側のノードに関する設定は終了です。

OpenBlocksやEasyBlocksのユニットをAirManage2サーバに接続するには、各製品のドキュメントをご覧ください。