OpenBlocks IX9 Debian搭載モデル向け
製品型番
| 型番 | 備考 |
|---|---|
| OBSIX9/DnA | AirManage Agent搭載版のOpenBlocks IX9 Debian搭載モデル |
| OBSIX9/Dn | AirManage Agent非搭載のOpenBlocks IX9 Debian搭載モデル |
info
型番のnはDebianのメジャーバージョンを数字で表します。
Debian 10のAirManage Agent搭載版のOpenBlocks IX9はOBSIX9/D10Aとなります。
出荷時情報設定
コンソールおよびシリアルコンソール管理者ユーザ
| 項目 | 値 | 備考 |
|---|---|---|
| ユーザ名 | root | |
| パスワード | 0BS1X9 | 1文字目は数字の「0」、4文字目は数字の「1」 |
AirManage用一般ユーザ
| 項目 | 値 | 備考 |
|---|---|---|
| ユーザ名 | obsuser | |
| パスワード | 0penB1ox | 1文字目は数字の「0」、5文字目は数字の「1」 |
info
パスワードの変更を推奨いたします。
ホスト名
| 項目 | 値 |
|---|---|
| ホスト名 | obsix9 |
| ドメイン名 | N/A |
IPアドレス
| ポート | IPアドレス | ネットマスク |
|---|---|---|
| Ether-0(eth0) | 192.168.254.254 | 255.255.255.0 |
| Ether-1(eth1) | 192.168.253.254 | 255.255.255.0 |
| Ether-2(eth2) | 192.168.252.254 | 255.255.255.0 |
| Ether-3(eth3) | 192.168.251.254 | 255.255.255.0 |
推奨使用デバイスファイル
| 推奨デバイスファイル | 対象デバイス |
|---|---|
| /dev/ttyS4 | RS-232Cポート0用デバイスファイル |
| /dev/ttyS5 | RS-232Cポート1用デバイスファイル |
ステータス・インジケーター表示
| 動作モード | LEDの状態 |
|---|---|
| パワーオン直後 | 黄点灯 |
| OS起動後 | 緑点滅 |
| パワーオフ時 | 消灯 |
SSDの増設
OpenBlocks IX9を運用中、データなどの保存領域が不足する場合には、オプションのストレージを増設してください。
取り付け方法
- 上カバーを外す

本体側面4か所のネジを取り外します。

上カバーを上に持ち上げ取り外します。このとき、背面のACアダプタ差込口の引っ掛かりに注意して持ち上げてください。
- ストレージを取り付ける

ACアダプタ差込口側にあるM.2差込口に取り付けたいストレージを差し込みます。

ストレージを下へ抑えながらネジを締めて固定します。
- 上カバーを戻す

上カバーを取り外したときとは逆の手順で上カバーを戻します。
上カバーを戻すときに側面のツメ(4か所)を上カバーの内側へ差し込むように取り付けます。

上カバーを取り付け後、本体側面4か所のネジを締め完了です。
設定
RAMディスクモードにおけるデータ蓄積向け設定
- コンソールまたはシリアルコンソールで接続し、rootユーザでログインします。
- パーティションを作成するために以下のコマンドを実行します。
本コマンドはパーティションテーブルをGPTで構成し、1つのパーティションを作成しています。
- ファイルシステムを作成するために以下のコマンドを実行します。
- 起動時にマウントするために、ファイル/etc/fstabに以下の一行を追加します。
下記は「/dev/sda1」の「/media/sda1」へマウントを行う記載です。
- 上記の設定を保存するために、以下のコマンドを実行します。
- 再起動するために、以下のコマンドを実行します。
- 起動したらログインして、dfやmountコマンドで、外部ストレージがマウントされているか確認してください。
ストレージ併用モード向け設定
- コンソールまたはシリアルコンソールで接続し、rootユーザでログインします。
- パーティションを作成するために以下のコマンドを実行します。
本コマンドはパーティションテーブルをGPTで構成し、1つのパーティションを作成しています。
- ファイルシステムを作成するために以下のコマンドを実行します。
- RAMディスクモードにて保存したバックアップデータの再展開防止のために、以下のコマンドを実行します。
- 再起動するために、以下のコマンドを実行します。
- 起動したらログインして、dfやmountコマンドで、外部ストレージがマウントされているか確認してください。
