OpenBlocks HX1 Debian搭載モデル向け

製品型番

型番備考
OBSHX1/p/DnAAirManage Agent搭載版のOpenBlocks HX1 Debian搭載モデル
info

型番のpはEthernetポート数、nはDebianのメジャーバージョンを数字で表します。
Ethernetポート数が、Debianのメジャーバージョンが12のOpenBlocks HX1はOBSHX1/2/D12Aとなります。

出荷時情報設定

コンソールおよびシリアルコンソール管理者ユーザ

項目備考
ユーザ名root
パスワード0BS|-|Xl
  • 1文字目は数字の「0」
  • 4文字目・6文字目は記号の「|」(パイプ)
  • 5文字目は記号の「-」(ハイフンマイナス)
  • 8文字目はアルファベットの「l」(小文字のエル)

AirManage用一般ユーザ

項目備考
ユーザ名obsuser
パスワード0penB1ox1文字目は数字の「0」、5文字目は数字の「1」
info

パスワードの変更を推奨いたします。

ホスト名

項目
ホスト名obshx1
ドメイン名N/A

IPアドレス

ポートIPアドレスネットマスク備考
LAN-1(eth0)192.168.254.254255.255.255.0
LAN-2(eth1)192.168.253.254255.255.255.0
LAN-3(eth2)未使用未使用オプション
LAN-4(eth3)未使用未使用オプション

ステータス・インジケーター表示

動作モードLEDの状態
パワーオン直後黄点灯
OS起動後緑点滅
パワーオフ時消灯

搭載ストレージパーティション

番号formatサイズ用途デバイス名
1fat321.5GBBootnvme0n1p1
2ext430MBnvme0n1p2
3ext4512MBAirManage Agent格納領域nvme0n1p3
4ext410GBRAMディスク差分データ格納領域nvme0n1p4
5ext4100GB以上ユーザーデータ蓄積領域
または
ストレージ併用モード格納領域
nvme0n1p5
info
  • 搭載ストレージパーティションの5番目(nvme0n1p5)はストレージの容量によってサイズが異なります。

ユーザーデータ蓄積領域またはストレージ併用モード格納領域について

搭載ストレージパーティションの5番目(nvme0n1p5)はユーザーデータ蓄積領域またはストレージ併用モード格納領域として使用可能です。
設定方法については以下を参照ください。

RAMディスクモードにおけるデータ蓄積向け設定

  1. コンソールまたはシリアルコンソールで接続し、rootユーザでログインします。
  2. ファイルシステムを作成するために以下のコマンドを実行します。
# mkfs.ext4 /dev/nvme0n1p5
  1. 起動時にマウントするために、ファイル/etc/fstabに以下の一行を追加します。
    下記は「/dev/nvme0n1p5」の「/media/nvme0n1p5」へマウントを行う記載です。
/dev/nvme0n1p5 /media/nvme0n1p5 ext4 defaults 1 2
  1. 上記の設定を保存するために、以下のコマンドを実行します。
# flashcfg -S
  1. 自動的にマウントされるか確認する為、以下のコマンドで再起動を行います。
# reboot
  1. 再起動後にログインをし、dfやmountコマンドにて外部ストレージがマウントされているか確認してください。
info

データ蓄積設定を解除する場合には、/etc/fstabファイルから追加行を削除し flashcfg -S コマンド実行後に reboot コマンドにて再起動を行ってください。

ストレージ併用モード格納領域設定方法

  1. コンソールまたはシリアルコンソールで接続し、rootユーザでログインします。
  2. ファイルシステムを作成するために以下のコマンドを実行します。
# mkfs.ext4 -L DEBIAN /dev/nvme0n1p5
  1. RAMディスクモードにて保存したバックアップデータの再展開防止のために、以下のコマンドを実行します。
# flashcfg -E
  1. ストレージ併用モードへ切り替える為、以下のコマンドで再起動を行います。
# reboot
  1. 起動したらログインして、dfやmountコマンドで /dev/nvme0n1p5 が /.rw としてマウントされているか確認してください。
info

ストレージ併用モードを解除する場合には、e2label /dev/nvme0n1p5 label コマンド実行後に reboot コマンドにて再起動を行ってください。