ストレージ関連の設定
この章ではWEB-UIのストレージ関連の設定を解説します。
ストレージアラート機能
1時間に1回ストレージ容量をチェックし、閾値を超えた場合にメールで通知させる機能です。
システム⇒詳細タブのストレージ管理(メール通知) ペインにて設定して下さい。
ログ等によるストレージ容量の圧迫を監視できます。
項目 | 説明 |
---|---|
セルフチェック | 本機能を使用する場合、有効を選択します。 |
閾値 | アラートを上げる際の閾値です。 デフォルトは80%です。 |
SMTPサーバ:SMTPポート | メールサーバのアドレスとポートを入力。SMTP Authに対応したサーバを使用する場合、チェックを入れます。 |
SMTP Auth | SMTP Authを使うにチェックを入れた場合に表示されます。SMTP Auth用のユーザ名、パスワードを設定します。 |
送信元アドレス | メール送信の際のFromアドレスを入力します。 |
宛先アドレス | メール送信の際のToアドレスを入力します。 |
テストメール | 設定した内容でテストメールを送信します。 メール本文の内容確認、設定に誤りがないかが確認できます。 |
フォーマット機能
OpenBlocks IX9のSSD未搭載モデルにて、追加でSSDを搭載した場合にフォーマット機能が使用可能となります。
システム⇒フォーマットタブにて実行できます。
本機能は追加のSSDのパーティションに対してフォーマット処理が行えます。
本機能を使用する前にパーティションの作成を推奨いたします。
項目 | 説明 |
---|---|
パーティション | 追加搭載したSSDのパーティションを選択します。 ※パーティションが存在しない場合、ブロックデバイスが選択できます。 |
ファイルシステム | ext4/ext3/ext2/ntfs/vfatから選択して下さい。 |
パーティション及びファイルシステム選択後、実行
ボタンを押すことによりフォーマット処理が行われます。
簡易マウント機能
OpenBlocks IX9のSSD未搭載モデルにて、追加でSSDを搭載した場合に簡易マウント機能が使用可能となります。
システム⇒簡易マウントにて実行できます。
本機能は追加のSSDのパーティションのマウント設定を簡易的に行えます。
パーティション及びファイルシステム選択後、実行
ボタンを押すことによりフォーマット処理が行われます。
項目 | 説明 |
---|---|
パーティション | マウント対象のパーティションを選択します。 マウント可能なファイルシステムはext4/ext3/ext2となりますので、フォーマット機能にて対象のファイルシステムへとフォーマットして下さい。 |
マウント先 | 対象パーティションのマウントポイントを指定します。 |
実行
ボタンを押すことにより設定が保存されます。次回起動時に反映されます。
FSTAB編集機能
OSが参照するファイルシステムの情報設定を編集することができます。
caution
本機能により追加ストレージのファイルシステム参照を変更することが行えますが、設定が間違っている場合正常に起動できない場合が発生します。そのため、本機能を用いて変更を行う場合にはご注意下さい。
システム⇒FSTAB編集タブにて実行できます。
編集確認前 | 編集確認後 |
---|---|
実行
ボタンを押すことにより設定が保存されます。次回起動時に反映されます。
項目 | 説明 |
---|---|
パーティション | 確認 ボタンを押すことにより、本機能を用いるかの確認メッセージのポップアップが表示されます。ポップアップにて OK を選択した場合、fstabファイル内容がテキストエリアに表示されます。このテキストエリアを編集し、 保存 することで編集が完了します。 |
なお、設定したfstabファイル内容については次回起動時から反映されますので、設定変更後は再起動を行って下さい。
ストレージクリーンナップ機能
本機能はストレージが閾値を超えた場合において、特定ディレクトリ配下の優先保存期間を超えている過去ファイルを削除します。
システム⇒詳細タブのストレージクリーンナップペインにて設定して下さい。
項目 | 説明 |
---|---|
自動クリーンナップ機能 | 本機能を使用する場合は有効を選択して下さい。使用しない場合は無効を選択してくだ さい。 |
対象ディレクトリ | クリーンナップ対象とするファイルを格納するディレクトリを設定して下さい。 |
閾値 | 本機能を適用する際の閾値とするストレージの使用率を指定します。 |
優先保存期間 | 何日以内のファイルを残すかを指定します。 ここで指定した日数以内のファイル、削除されません。 |
caution
対象ディレクトリには重要なファイル(コマンドやライブラリ)が存在するディレクトリは指定しないで下さい。