高圧スマートメーター下流方向制御
PD Handler HVSMC の下流方向制御について説明します。
送受信先のサーバー(クラウド)側からのJSON形式の制御メッセージを受信することにより、高圧スマートメータに対して制御を行います。
以下が下流方向制御メッセージのパラメータ及びサンプルデータです。
定時計測値の履歴情報取得時の制御応答メッセージは通常のJSONフォーマットとは異なります。
下流方向制御メッセージパラメータ
JSONキー | データ型 | 説明 |
---|---|---|
product_num | 文字列 | 高圧スマートメータの製造番号。 |
request | 文字列 | 以下のいずれかの要求データ種別の指定。
|
day | 数値 | 定時計測値の履歴収集日の指定。
|
active | 論理型 | 積算有効電力量計測値の履歴情報を要求するかの指定。 要求する場合はtrue指定、要求しない場合はfalse指定またはJSONキー設定指定なし。 |
demand | 論理型 | 需要電力計測値の履歴情報を要求するかの指定。 要求する場合はtrue指定、要求しない場合はfalse指定またはJSONキー指定なし。 |
reactive | 論理型 | 力測積算無効電力量(遅れ)計測値の履歴情報を要求するかの指定。 要求する場合はtrue指定、要求しない場合はfalse指定またはJSONキー指定なし。 |
access | 文字列 | "request"が"specify"の場合の制御方法の指定。 "get"または"set"。 |
epcs | 文字列配列 | "request"が"specify"の場合に制御するEPCの指定。 "get"の場合は複数指定可、"set"の場合は1つのみ指定可。 |
data | 文字列 | "request"が"specify"で、"access"が"set"の場合に設定するデータの指定。 16進数の文字列で指定。 |
下流方向制御メッセージサンプル
- 直近の定時計測値の再取得
- 計測値の取得
- 需要電力の再取得
- ECHONET Lite属性情報の取得
- 高圧スマート電力量メータ属性情報の取得
- 定時計測値の履歴情報の取得
- EPC指定での取得
- EPC指定での設定
定時計測値の履歴情報 応答メッセージパラメータ
# | JSONキー | 内容 | データ型 | 補足 |
---|---|---|---|---|
1 | time | データ取得日時 | 文字列 | ISO8601拡張書式 |
2 | 8D | 高圧スマートメータの製造番号 | 文字列 | |
3 | day | 定時計測値の履歴収集日 | 数値 |
|
4 | data_type | 定時計測値の種類 | 文字列 |
|
5 | histtory_data | 1日分計測データ | 数値配列 | 計測データが存在しない場合、または値が範囲外の場合は-1 |
定時計測値の履歴情報 応答メッセージサンプル
- 積算有効電力量計測値の履歴情報時
- 需要電力計測値の履歴情報時
- 力測積算無効電力量(遅れ)計測値の履歴情報時