はじめに

BLEセンサーデバイスのデータをOpenBlocks FX1で受信して、 MQTTブローカー(サーバー)を介して別のOpenBlocks FX1に転送し、Node-REDを用いて可視化する設定について説明します。

本チュートリアルで構築するシステムの構成を示します。

システム構成図

混乱を防ぐためシステム構成図では、MQTTブローカーとデータ送受信を担うOpenBlocks FX1は、 それぞれ別々の筐体として描かれていますが、MQTTブローカーを稼働する OpenBlocks は、送信側もしくは受信側のいずれかの Openblocks と兼用で試して頂くことかが可能です。

本チュートリアルは、次の5つのパートから構成されています。

  1. MQTTブローカーの準備
    MQTTブローカー用のOpenBlocks にEclipse MosquittoをインストールしMQTTブローカーの設定を行います。
  2. OpenBlocks IoT の設定(送信側)
    送信側のOpenBlocksの設定を行います。
  3. OpenBlocks IoT の設定(受信側)
    受信側のOpenBlocksの設定を行います。
  4. Node-REDの設定
    受信側のOpenBlocksにて Node-RED の設定を行います。
  5. 動作確認
    動作を確認します。

なお、本チュートリアルには次の機材が用いられています。

本文書は、2022年10月24日現在の情報に基づいています。内容やスクリーショットに変更がある場合がございます。