PDHMSの調整

PD Repeaterや各PD Handlerにて一時的な書き込みや、頻繁な書き込み用にメモリ上のファイルシステム(tmpfs)を用いています。
この部分はデフォルトでサイズを設定していますが、IoTデータ⇒調整タブから調整が可能になっています。
また、一部のPD Handlerのログ出力のデバッグモードについても設定可能になっています。

調整メニューの設定項目

設定項目説明
PD Repeaterデータベースサイズ[MB]PD Repeaterが作成するデータベースの最大サイズの指定です。
16 ~ (認識メモリ / 8 - 3 ) [MByte]の範囲で指定可能です。
PD Repeater用メモリサイズ[MB]PD Repeaterがデータベースの書き込みに用いるtmpfsのサイズ指定です。
35 ~ ( 認識メモリ / 4 ) [MByte]の範囲で指定可能です。
ログ領域用メモリサイズ[MB]PD Repeater及び各PD Handler等のログ書き込みに用いるtmpfsのサイズ指定です。
128 ~ 256 [MByte]の範囲で指定可能です。
BLE Handler用本体内データ用サイズ[MB]PD Handler BLEの本体内のデータ書き込み先のtmpfsのサイズ指定です。16 ~ 64 [MByte]の範囲で指定可能です。
BLE Handler用一時確保サイズ[MB]PD Handler BLEの一時保存領域に用いるtmpfsのサイズ指定です。
3 ~ 16 [MByte]の範囲で指定可能です。
Modbus Server用メモリサイズ[MB]PD Handler Modbus Serverの一時保存領域に用いるtmpfsのサイズ指定です。
1 ~ 16 [MByte]の範囲で指定可能です。
PD Handler BLE デバッグモードPD Handler BLEにてログの出力レベルにデバッグを含めるかの設定です。
PD Handler UART デバッグモードPD Handler UARTにてログの出力レベルにデバッグを含めるかの設定です。
PD Handler HVSMC デバッグモードPD Handler HVSMCにてログの出力レベルにデバッグを含めるかの設定です。
PD Handler HVSMC(双方向対応) デバッグモードPD Handler HVSMC(双方向対応)にてログの出力レベルにデバッグを含めるかの設定です。
PD Handler LVSMC デバッグモードPD Handler LVSMCにてログの出力レベルにデバッグを含めるかの設定です。
PD Handler RS-SERIAL デバッグモードPD Handler RS-SERIALにてログの出力レベルにデバッグを含めるかの設定です。

保存ボタンを押すことに反映されます。

caution
  • PD Repeaterのデータベースサイズが前回時点の物より小さいサイズを指定した場合、データベースファイルを削除します。
    そのため、重要なデータが存在しない事を確認の上、設定を変更してください。
  • PD Repeaterのデータベースとメモリサイズは以下である必要があります。

    (データベースサイズ x 2 + 1) < (メモリサイズ)

    設定変更時に、エラーとなる場合にはご参考にしてください。