共通事項
モジュール
データハンドリングを実現する PD Repeater や PD Handler, PD Agent, PDBroker 等のアプリケーションをモジュールと呼び、 本項に記載される共通事項に則り構成されたシステムを PDHMS (PlatHome Data Handling Module System) と呼びます。
設定ファイル
フォーマット
各モジュールの設定ファイルは、JSON フォーマットで記述されます。
デフォルト値
各モジュールは、設定ファイルで設定可能なパラメタ(以下、キーと称します。)について、 特に指定が無い限りデフォルト値を持ちます。
モジュール間通信
モジュール間通信メソッド
各モジュール間のデータ転送には、Unix ドメインソケットを用います。
ソケットのパス名
データを受け取るソケットのパス名は 'bind' キーで、データの送り先ソケットのパス名は 'push_to' キーで変更できます。
ソケットのパス名の先頭が '@' の場合は、Abstract name space と解釈されます。
データーサイズ
データーのバッファサイズはデフォルト 4,096 byteです。データを受け取るモジュールにおいては 'buffer_size' キーで変更できます。
モジュール間通信に関わるモジュール共通のキー
モジュール間通信に関わるモジュール共通のキー
キー | データ型 | 説明 |
---|---|---|
bind | 文字列 | データを受け取るソケット名. 文字列の先頭が '@' の場合はabstract namespace と解釈します. pd broker を除き空の場合は、各モジュールのデフォルト値が用いられます. @/<モジュール名>/<デバイス番号>.sock の形式で指定します. |
push_to | 文字列 | データの送り先ソケット名. 文字列の先頭が '@' の場合は abstract namespace と解釈します. pd broker を除き空の場合は、各モジュールのデフォルト値が用いられます. @/<モジュール名>/<デバイス番号>.sock の形式で指定します. |
buffer_size | 整数値 | データのバッファサイズ(byte) |
'デバイス番号' は 'localname' と表記される場合もあります。