Syslog 基本設定

Syslogの基本設定を行います。

SYSLOGDISP

それぞれ必要の設定をはいにしてください。
その後、任意の項目に設定を書き込み保存ボタンを押してください。
次にそれぞれの設定項目の解説をおこないます。

機能の有効/無効

active

設定項目設定値説明
syslog 受信機能有効/無効有効にすると、Syslog を受信します。無効にすると、Syslog を受信しません。
自ホストの syslog受け取る/受け取らない本装置自身からの Syslog を受信するか否かを決定します。
ホスト名解決有効/無効Syslog受信時のホスト名の解決を行うか設定です。
無効にすると外部からのSysloデータのホスト名はIPアドレスとして保存されます。(自ホスト等のEBSYSLOG自体が把握しているホスト名はIPアドレスとしては保存されません。)
有効にすると、IPアドレスからホスト名へと解決を試みます。

メール通知

mail

指定した文字列にマッチする文字列を含む Syslog メッセージを受信すると自動的にメールを送信する機能です。
設定項目は以下のとおりです。

設定項目設定値説明
メール通知を行うはい/いいえメール通知機能の有効/無効を決定します。
監視対象文字列文字列設定値にマッチする文字列をメッセージに含むSyslogメッセージを受信すると自動的にメールを送信します。
※ ホスト、Facility、Priority、プログラムはマッチングの対象にはなりません。
※ 設定できる文字列はORやANDでの条件指定は出来ません。
SMTP サーバ:ポート文字列メールを送信する際に使用する SMTP サーバ及びポート番号を指定します。
SMTP Auth を用いる場合にはチェックボックスにチェックを入れてください。
ユーザ名/パスワード文字列SMTP Auth に用いるユーザ名/パスワードを指定します。
受信者メールアドレス文字列送信先のメールアドレスを指定します。
送信者メールアドレス文字列送信元のメールアドレスを指定します。
テストメール送信ボタンボタンを押すとフォームに入力している情報を元にテストメールを送信します。

拡張メール通知

extend_mail

指定した条件にマッチする Syslog メッセージを受信すると自動的にメールを送信する機能です。
設定項目は以下のとおりです。

  • 共通項目
設定項目設定値説明
拡張メール通知を行うはい/いいえ拡張メール通知機能の有効/無効を決定します。
SMTP サーバ:ポート文字列拡張メールを送信する際に使用する SMTP サーバ及びポート番号を指定します。
SMTP Auth を用いる場合にはチェックボックスにチェックを入れてください。
ユーザ名/パスワード文字列SMTP Auth に用いるユーザ名/パスワードを指定します。
受信者メールアドレス文字列送信先のメールアドレスを指定します。
送信者メールアドレス文字列送信元のメールアドレスを指定します。
テストメール送信ボタンボタンを押すとフォームに入力している情報を元にテストメールを送信します。
  • 拡張メール通知条件

条件追加 ボタンを押すことにより、条件を追加することができます。
全項目未設定の場合、拡張メール通知条件の設定として扱われません。

設定項目設定値説明
ホスト文字列拡張メール通知の送信対象とするホスト名(またはIPアドレス)を設定します。
未設定の場合、ホスト名による送信対象の条件として用いません。
Priorityボタン拡張メール通知の送信対象とするPriorityを emerg / alert / crit / err / warn から設定します。
未設定の場合、Priorityによる送信対象の条件として用いません。
メッセージ文字列設定値にマッチする文字列をメッセージに含むSyslogメッセージを受信すると自動的にメールを送信します。
未設定の場合、メッセージマッチによる送信対象の条件として用いません。

SNMP Trap受信

mail

SNMP Trap を受信して Syslog として表示する機能です。設定項目は以下のとおりです。

設定項目設定値説明
SNMP Trap の受信を行うはい/いいえSNMP Trap を受信するか否かを決定します。
snmp コミュニティ名文字列Trap を受信するコミュニティ名を指定します。

※最大 5 件まで登録できます。

リソース管理

mail

SNMP エージェント機能です。
設定項目は以下のとおりです。

設定項目設定値説明
SNMP エージェントはい/いいえSNMP エージェント機能を有効にするか否かを決定します。
snmp コミュニティ名文字列SNMP エージェントのコミュニティ名を指定します。

Syslogメッセージ中継

mail

受信した Syslog メッセージを他の Syslog サーバに中継する機能です。
本機能を使用した場合であっても、本装置には受信した Syslog メッセージを保存します。

設定項目設定値説明
Syslog サーバへ転送するはい/いいえSyslog サーバへ転送するか否かを決定します。
IP アドレス
(Domain Name)
IP アドレス/ドメイン名中継先のSyslogサーバのIPアドレスかドメイン名を指定します。
転送プロトコルTCP(BSD)/UDP(BSD)/
Over TLS(BSD)/
TCP(IETF)/
Over TLS(IETF)
プロトコルを選択します。
中継先のサーバが許容するプロトコルを選択してください。
ポート番号数値中継先のサーバの待ち受けポートを入力してください。
TCP(BSD)/UDP(BSD)時は通常514ポートとなります。TCP(IETF)は通常601ポートとなります。Over TLS時はBSD/IETF問わず通常6514ポートとなります。
メッセージプレフィックス文字列中継先のサーバにメッセージを転送する際に、メッセージの先頭に固定の文字列を付与する機能となります。
クライアント認証(TLS)するはい / いいえOver TLSプロトコルにてメッセージ転送する先のSyslogサーバにてクライアント認証を行っている場合にはいを選択してください。
本項目は転送プロトコルをOver TLS選択時に表示されます。
STRUCTURED-DATA設定追加ボタンIETF形式のSyslogとして転送する場合に、STRUCTURE-DATAを書き換え及び設定する機能です。追加ボタンを押すことにより設定フォームが追加されます。
本項目は転送プロトコルをTCP(IETF)またはOver TLS(IETF)選択時に表示されます。
    SD-ID文字列転送時に書き換え及び設定に用いるSTRUCTURED-DATAの識別子を指定します。
    PARAM-NAME文字列転送時に書き換え及び設定に用いるSTRUCTURED-DATAの識別子に対する属性を指定します。
    PARAME-VALUE文字列転送時に書き換え及び設定に用いるSTRUCTURED-DATAの識別子に対する属性値を指定します。
info
  • Over TLSプロトコルにて中継する場合には、以下の点に注意してください。
    • 「IPアドレス(Domain Name)」はサーバー証明書に合わせる必要があります。そのため、サーバー証明書と一致するドメイン名を設定してください。また、設定したドメイン名の名前解決が行えない場合にはホスト追加にてホスト定義を追加してください。
    • クライアント認証を行っているSyslogサーバへのメッセージ中継をする場合には、事前に証明書管理からクライアント証明書をアップロードしてください。

バックアップ送信

FTPサーバの場合AWS S3の場合Azure Blob Storageの場合
backup_ftpbackup_awss3backup_azureblob

月初に前月のデータのバックアップを FTPサーバ/AWS S3/Azure Blob Storageのいずれかへ転送する機能です。
バックアップファイルの形式は MySQL のダンプファイルと同等です。
※ログが多すぎる場合、送信に失敗するケースがあるのでその場合はログを減らすかSyslogサーバーを増設してください。
設定項目は以下のとおりです。

設定項目設定値説明
送信するはい/いいえバックアップ送信するか否かを決定します。
バックアップ先FTPサーバ/
AWS S3/
Azure Blob Storage
バックアップ先を選択します。
FTPサーバの場合
    サーバ URL文字列FTP サーバの URL を指定します。
以下の形式で入力してください。
ftp://<ドメインネームIP アドレス>/ディレクトリ名
例 1)ftp://ftp.plathome.co.jp
例 2)ftp://ftp.plathome.co.jp/ftp/
※ディレクトリを指定する場合は必ず最後に「/」を入れてください。

また、ディレクトリはFTPユーザーのホームディレクトリからの相対パスで指定します。
ルートディレクトリからの絶対パスで指定する場合は、以下のようにディレクトリの前のスラッシュを2個設定してください。
ftp://ftp.plathome.co.jp//mnt/ftp
    FTP ユーザ名文字列FTP サーバにログインするためのユーザ名を指定します。
    FTP パスワード文字列FTP サーバにログインするためのパスワードを指定します。
AWS S3の場合
    アクセスキーID文字列AWS S3へアクセスするアクセスキーIDを指定します。
    アクセスキー文字列AWS S3へアクセスするシークレットアクセスキーを指定します。
    バケット文字列AWS S3へアクセスするバケット名を指定します。
    リージョン文字列AWS S3へアクセスするリージョンを指定します。
    中間パス文字列AWS S3にファイルを配置する際の中間パスを指定します。
Azure Blob Storeageの場合
    ストレージアカウント文字列Azure Blob Storageへアクセスするストレージアカウントを指定します。
    BLOBコンテナー文字列Azure Blob StorageへアクセスするBLOBコンテナー名を指定します。
    アクセスキー文字列Azure Blob Storageへアクセスするアクセスキーを指定します。
    中間パス文字列Azure Blob Storageにファイルを配置する際の中間パスを指定します。
設定確認確認ボタンボタンを押すと入力パラメータを用いてテストファイルのアップロード確認を行います。
info
  • EasyBlocks Syslog 1.1.10以下の場合、FTPサーバのみバックアップ送信をサポートしています。
    また、確認ボタンによる動作は接続確認までとなります。

CSVログ送信

FTPサーバの場合AWS S3の場合Azure Blob Storageの場合
csvlog_ftpcsvlog_awss3csvlog_azureblob

前日の全データを CSV 形式にして FTP サーバ/AWS S3/Azure Blob Storageのいずれかに送信する機能です。
※ログが多すぎる場合、送信に失敗するケースがあるのでその場合はログを減らすかSyslogサーバーを増設してください。

設定項目設定値説明
送信するはい/いいえCSVログを送信するか否かを決定します。
送信先FTPサーバ/
AWS S3/
Azure Blob Storage
CSVログの送信先を選択します。
FTPサーバの場合
    サーバ URL文字列FTP サーバの URL を指定します。
以下の形式で入力してください。
ftp://<ドメインネームIP アドレス>/ディレクトリ名
例 1)ftp://ftp.plathome.co.jp
例 2)ftp://ftp.plathome.co.jp/ftp/
※ディレクトリを指定する場合は必ず最後に「/」を入れてください。

また、ディレクトリはFTPユーザーのホームディレクトリからの相対パスで指定します。
ルートディレクトリからの絶対パスで指定する場合は、以下のようにディレクトリの前のスラッシュを2個設定してください。
ftp://ftp.plathome.co.jp//mnt/ftp
    FTP ユーザ名文字列FTP サーバにログインするためのユーザ名を指定します。
    FTP パスワード文字列FTP サーバにログインするためのパスワードを指定します。
AWS S3の場合
    アクセスキーID文字列AWS S3へアクセスするアクセスキーIDを指定します。
    アクセスキー文字列AWS S3へアクセスするシークレットアクセスキーを指定します。
    バケット文字列AWS S3へアクセスするバケット名を指定します。
    リージョン文字列AWS S3へアクセスするリージョンを指定します。
    中間パス文字列AWS S3にファイルを配置する際の中間パスを指定します。
Azure Blob Storeageの場合
    ストレージアカウント文字列Azure Blob Storageへアクセスするストレージアカウントを指定します。
    BLOBコンテナー文字列Azure Blob StorageへアクセスするBLOBコンテナー名を指定します。
    アクセスキー文字列Azure Blob Storageへアクセスするアクセスキーを指定します。
    中間パス文字列Azure Blob Storageにファイルを配置する際の中間パスを指定します。
設定確認確認ボタンボタンを押すと入力パラメータを用いてテストファイルのアップロード確認を行います。
info
  • EasyBlocks Syslog 1.1.10以下の場合、FTPサーバのみCSVログ送信をサポートしています。
    また、確認ボタンによる動作は接続確認までとなります。

当月テーブル自動バックアップ送信

FTPサーバの場合AWS S3の場合Azure Blob Storageの場合
auto_backup_ftpauto_backup_awss3auto_backup_azureblob

当月のテーブルデータを FTP サーバ/AWS S3/Azure Blob Storageのいずれかに送信する機能です。
月初以外に毎日バックアップされ、バックアップ先へ送信されます。

設定項目設定値説明
送信するはい/いいえ当月のデータの自動バックアップを送信するか否かを決定します。
バックアップ先FTPサーバ/
AWS S3/
Azure Blob Storage
当月のデータの自動バックアップ先を選択します。
FTPサーバの場合
    サーバ URL文字列FTP サーバの URL を指定します。
以下の形式で入力してください。
ftp://<ドメインネームIP アドレス>/ディレクトリ名
例 1)ftp://ftp.plathome.co.jp
例 2)ftp://ftp.plathome.co.jp/ftp/
※ディレクトリを指定する場合は必ず最後に「/」を入れてください。

また、ディレクトリはFTPユーザーのホームディレクトリからの相対パスで指定します。
ルートディレクトリからの絶対パスで指定する場合は、以下のようにディレクトリの前のスラッシュを2個設定してください。
ftp://ftp.plathome.co.jp//mnt/ftp
    FTP ユーザ名文字列FTP サーバにログインするためのユーザ名を指定します。
    FTP パスワード文字列FTP サーバにログインするためのパスワードを指定します。
AWS S3の場合
    アクセスキーID文字列AWS S3へアクセスするアクセスキーIDを指定します。
    アクセスキー文字列AWS S3へアクセスするシークレットアクセスキーを指定します。
    バケット文字列AWS S3へアクセスするバケット名を指定します。
    リージョン文字列AWS S3へアクセスするリージョンを指定します。
    中間パス文字列AWS S3にファイルを配置する際の中間パスを指定します。
Azure Blob Storeageの場合
    ストレージアカウント文字列Azure Blob Storageへアクセスするストレージアカウントを指定します。
    BLOBコンテナー文字列Azure Blob StorageへアクセスするBLOBコンテナー名を指定します。
    アクセスキー文字列Azure Blob Storageへアクセスするアクセスキーを指定します。
    中間パス文字列Azure Blob Storageにファイルを配置する際の中間パスを指定します。
設定確認確認ボタンボタンを押すと入力パラメータを用いてテストファイルのアップロード確認を行います。
info
  • EasyBlocks Syslog 1.1.10以下の場合、FTPサーバのみ当月テーブルの自動バックアップ送信をサポートしています。
    また、確認ボタンによる動作は接続確認までとなります。

FTPサーバ機能

mail

FTP を利用してダンプファイルのダウンロード・アップロードを行うためのFTPサーバー機能です。
PCにFTPクライアントを用意するとファイルのダウンロード・アップロードが可能になります。
※ 本機能はブラウザでアップロードできないサイズのダンプファイルをアップロードするための機能です。

設定項目設定値説明
有効にするはい/いいえFTP サーバ機能の有効/無効。
パスワード文字列FTP サーバにログインするためのパスワードを指定します。
FTPクライアントの設定

ユーザー名 : ftpuser
パスワード : 設定したパスワード
接続先 IP アドレス : 本装置の設定された IP アドレス

info
  • Windows のエクスプローラから日本語のファイルのアップロードを行うと正常にファイルが取り扱えません。
    そのため、FTP クライアントツール(Filezilla 等)を用いてください。
  • FTP のルートディレクトリには書き込み権限はありません。
    そのため、filesディレクトリ配下にてファイル作成及びディレクトリ作成を行ってください。

フィルタリンク件数表示機能

mail

フィルタリング実施時に対象となった件数を表示する機能です。

設定項目設定値説明
件数表示機能を有効にするはい/いいえフィルタリング後の件数表示機能の有効/無効。
info

本機能を有効にした場合、件数取得に時間がかかり表示までの描写に時間がかかることがあります。
本機能を使用したい場合にのみ、適用してください。

CSVエクスポートAPI機能

csv_export_api

APIによるCSVエクスポート機能です。
検索条件等によって抽出用の条件を設定し、APIを実行することができます。

設定項目設定値説明
エクスポートAPI機能を有効にするはい/いいえAPIによるCSVのエクスポート機能を有効にする場合に 有効 としてください。
  • リクエストURL
http://<EBSYSLOGのIPアドレス>:880/apps/syslog/export_csv.php
または
https://<EBSYSLOGのIPアドレス>:4430/apps/syslog/export_csv.php
  • リクエスト

リクエストメソッドはPOSTです。または、リクエストデータ形式はJSONです。

JSONキー必須/オプションデータ型内容
name必須文字列WEB UIの管理者ユーザー名。
password必須文字列WEB UIの管理者ユーザーに対するパスワード。
table必須文字列参照するデータテーブル名の指定。全体、年月、年月日のいずれかの指定となります。
全体のデータを参照する場合には、logsを指定してください。
2023年8月のデータを参照する場合には、logs_202308を指定してください。
2023年8月10日のデータを参照する場合には、logs_20230810を指定してください。
limitオプションInteger取得時の最大件数を指定します。未指定時は全ての件数を取得します。
取得データが大量な場合、他のプロセスへの影響が出る恐れがありますの件数を絞って取得することを推奨します。
conditionオプションオブジェクト検索条件の指定となります。
    • 検索条件リクエストデータ

condition内のデータの指定です。
以下の全てのパラメータはオプションデータとなります。

JSONキーデータ型内容
datetime配列取得対象とするSYSLOGデータの検索対象日時の指定となります。1データまたは2データでの指定となります。
1データ目は検索開始日時指定となります。また、2データ目は検索終了日時指定となります。
指定例 : [ "2023/08/04" , "2023/08/07" ]
host文字列取得対象とするSYSLOGデータのホスト名を指定します。
program文字列取得対象とするSYSLOGデータのプログラム名を指定します。
facility配列取得対象とするSYSLOGデータのfacilityを指定します。
指定例 : [ "info" ]
priority配列取得対象とするSYSLOGデータのpriorityを指定します。
指定例 : [ "local3" , "local4" ]
msg文字列取得対象とするSYSLOGデータに含まれる文字列を指定します。
exmsg文字列取得対象外するSYSLOGデータに含まれる文字列を指定します。
  • リクエスト例

cURLコマンドでのアクセス例です。

# curl -X POST -H 'Content-type: application/json' --data '{ "name" : "admin" , "password" : "admin" , "table" : "logs_202308" , "limit" : 100 , "condition" : { "host" : "172.16.7.183" , "exmsg" : "DHCP" , "priority" : [ "info" ] , "facility" : [ "local7" ] } }' http://192.168.10.30:880/apps/syslog/export_csv.php > ./filterd.csv
info
  • 自己署名証明書を用いている場合のHTTPSプロトコルでのAPI実行は-kオプションを使用してください。

Zabbixトラッパー連携

zabbix_trapper

指定した条件にマッチする Syslog メッセージを受信すると自動的にZabbixサーバーへを送信する機能です。

info
  • 本機能を使用する場合、事前にZabbix設定を実施してください。
  • 対象のSyslogメッセージを送信する為、Zabbixサーバー側のアイテムは以下としてください。
    • タイプ : Zabbixトラッパー
    • データ型 : 文字列またはログまたはテキスト

設定項目は以下のとおりです。

  • 共通項目
設定項目設定値説明
Zabbixトラッパー連携するはい/いいえZabbixトラッパー連携機能の有効/無効を決定します。
重複制御はい/いいえZabbix登録ホスト - Zabbixアイテムキー毎に完全同一のメッセージを送信後から指定時間のあいだは送信しない機能です。
    重複制御時間(秒)数値重複制御機能にて用いる制御時間を秒単位で指定します。
有効期限制御はい/いいえZabbixサーバーがダウンしている状態等において、送信に失敗したデータの内の指定時間以上前のデータを削除する機能です。
    有効時間(秒)数値有効期限機能にて用いる制御時間を秒単位で指定します。
  • Zabbixトラッパー通知条件

トラッパー条件追加 ボタンを押すことにより、条件を追加することができます。
ホスト / Priority / メッセージのいずれも未設定の場合、トラッパー通知条件の設定として扱われません。

設定項目設定値説明
ホスト文字列Zabbixトラッパー通知の送信対象とするホスト名(またはIPアドレス)を設定します。
未設定の場合、ホスト名による送信対象の条件として用いません。
PriorityボタンZabbixトラッパー通知の送信対象とするPriorityを emerg / alert / crit / err / warn から設定します。
未設定の場合、Priorityによる送信対象の条件として用いません。
メッセージ文字列設定値にマッチする文字列をメッセージに含むSyslogメッセージを受信すると自動的にZabbixトラッパーとして送信します。
未設定の場合、メッセージマッチによる送信対象の条件として用いません。
Zabbix登録ホスト文字列Zabbixトラッパー通知によるデータ格納先のホストを選択します。
本項目はZabbix設定にて登録したホスト情報が表示されます。
Zabbixアイテムキー文字列Zabbixトラッパー通知によるデータ格納先のホストに対するアイテムのキーを入力します。

以下のような通知条件設定の場合、送信元IPアドレスが172.16.7.200の受信SyslogメッセージはZabbixサーバーへホスト[test_server]/アイテムキー[item.test]のデータとして送信されます。

zabbix_trapper_cond

処理エラー通知機能

mail

CSVログ送信やバックアップ送信の失敗、起動時の DB 破損等が発生した場合にエラー通知のメールを送信する機能です。

設定項目設定値説明
処理エラーメール通知を行うはい/いいえ処理エラーメール通知機能の有効/無効を決定します。
SMTP サーバ:ポート文字列メールを送信する際に使用する SMTP サーバ及びポート番号を指定します。
SMTP Auth を用いる場合にはチェックボックスにチェックを入れてください。
ユーザ名/パスワード文字列SMTP Auth に用いるユーザ名/パスワードを指定します。
受信者メールアドレス文字列送信先のメールアドレスを指定します。
送信者メールアドレス文字列送信元のメールアドレスを指定します。
テストメール送信ボタンボタンを押すとフォームに入力している情報を元にテストメールを送信します。