はじめに
特徴
AirManage2は、OpenBlocksシリーズやEasyBlocksシリーズの一括管理を実現するためのシステムです。
OpenBlocksやEasyBlocksの運用には、個々のユニットのWEB-UIでの設定やその変更が必要です。そのため、運用台数が増えるにつれ管理が煩雑となります。
AirManage2を導入すると、AirManage2サーバのWEB-UIから一括管理することができます。
リコンフィグ
AirManage2を導入すると、OpenBlocksやEasyBlocksのWEB-UIで個々に設定する必要がなくなります。
OpenBlocksやEasyBlocksのユニットを設置し、AirManage2サーバに接続すると、AirManage2サーバから設定ファイルなど必要なファイルを取得して、自動的にAirManage2の管理下に入ります。
この機能をリコンフィグと呼びます。リコンフィグによりAirManage2の管理下に入ったOpenBlocksやEasyBlocksのユニットをノードと呼びます。
パッケージのバージョン管理
AirManage2では、ノードのパッケージのバージョンを一括管理できます。パッケージのダウンロードと更新を計画的に実行することができます。
サポートログの取得
OpenBlocksやEasyBlocksのサポートを受けるときに必要なサポートログは、AirManage2サーバのWEB-UIから取得できます。
常時接続とオンデマンド接続
AirManage2サーバとノードの接続形態には、常時接続とオンデマンド接続の二種類があります。
常時接続
ノードがAirManage2サーバに常に接続している形態です。
オンデマンド接続
指定した時間内に指定した間隔で、ノードがAirManage2サーバに接続する形態です。通信料金を抑えたい場合などに使用します。
注意
頻繁にオンデマンド接続した場合(ex. 10分に1回接続)には、SSLネゴシエーションの通信トラフィックにより常時接続より通信量が多くなります。
Webアクセス
AirManage2サーバからノードのWEB-UIにアクセスできます。
管理概要
AirManage2は、AirManage2サーバとノードからなります。各ノードは、テナントとグループの二階層からなる所属先に配置されます。
管理者
AirManage2サーバの管理者には、システム管理者とテナント管理者の二種類があります。
システム管理者
システム管理者は、AirManage2サーバのWEB-UIで操作できるすべての機能に対して権限があります。システム管理者は、新規にシステム管理者を登録することができます。
テナント管理者
テナント管理者は、その管理下にあるテナントに所属するノードに対して権限があります。システム管理者が、テナント管理者を新規登録することができます。
テナント
システム管理者がテナントを作成し、テナント管理者を指定します。テナント管理者は、管理下にあるテナントに所属するノードに対して権限があります。
グループ
テナント管理者がグループを作成し、ノードを所属させることができます。ノードは、デフォルトで、DEFAULTグループに所属します。