EasyBlocks DDN (DNS / DHCP / NTP)

EasyBlocks の DDN (DNS / DHCP / NTP) サーバー統合型の解説マニュアルです。

ハードウェア/型番

ハードウェアの詳細マニュアルは型番をクリックしてください。

出荷設定(デフォルト)

IPアドレス

EBA16タイプ
EBA16/DDN

ポートIPアドレスネットマスク
Ether-0192.168.254.254255.255.255.0
Ether-1未設定未設定

EBHX1タイプ
EBHX1/DDN

ポートIPアドレスネットマスク
Ether-0(LAN1)192.168.254.254255.255.255.0
Ether-1(LAN2)未設定未設定
WEB-UI設定用インターフェース(全モデル共通)
ポートアクセス用URL備考
Ether-0http://192.168.254.254:880HTTP
Ether-0https://192.168.254.254:4430HTTPS(1.0.3から対応)

EasyBlocks初期設定共通

初期設定は必ず以下の順番で設定してください。
項目5.のネットワーク設定ではシステム再起動必須になります。
また、項目6.はEasyBlocks本体が項目5.で設定されたIPに変更になるので、操作前に本番ネットワークへの接続と操作用WEBブラウザのURL変更を忘れないでください。

  1. WEB-UI接続準備
  2. ソフトウエア使用許諾
  3. 管理者アカウント登録
  4. 時刻同期
  5. ネットワークの設定
  6. 遠隔管理AirManage

EasyBlocks DDN 初期設定固有

先ずはメインタブから「サービス」タブを選択します。

DDNTOP

この画面にはEasyBlocks DDNに搭載された三つのサービスが表示されます。
任意で使用するサービスの初期設定を行ってください。
例えばDNSのリンクを押すと以下の通りメインタブがサービスタブへと切り替わります。
以下の例は「DNS」を選んだ場合

DNSTOP

このサービス単位のタブから元のメインタブ(システム全般)に戻すには全体管理へタブを押してください。

DNS サーバー

初期設定

DNSサービスの初期化は以下の手順で設定してください。

  1. サービス
  2. 基本
  3. ゾーン
  4. レコード

その他固有設定項目

この設定は必要に応じて操作してください。

DHCP サーバー

初期設定

DHCPサービスの初期化は以下の手順で設定してください。

  1. サービス
  2. 基本
  3. サブネット

以上3つの手順で初期設定が完了です。
念のためEasyBlocksを再起動して、それぞれの設定項目がきちんと反映されているか確認をお願いします。
※DHCPクライアント単位にIP配布条件を付ける場合にはホスト管理ポリシー管理の項を参照ください。

その他固有設定項目

この設定は必要に応じて操作してください。
DHCPの運用上「ホスト管理」及び「ポリシー管理」が必要になるので、必ず一読する様お願いします。

NTP サーバー

NTPの初期設定は、「基本」の項でIPv4かIPv6のNTPサーバーを最低一つ設定し、「サービス」の項でNTPの起動を有効にするだけです。

  1. サービス
  2. 基本
  3. 同期情報

EasyBlocksその他共通設定

この共通設定は必要に応じて行ってください。

EasyBlocks DDN の冗長化

  • Active - Active構成の冗長について
    Active - Active構成の冗長機能は、同一ネットワーク内に各EasyBlocksが個別に運用しサービスの冗長を行います。
    DHCPサービスについては、サブネットの配布レンジを分割することになりますのでここを参照ください。
    DHCP以外のサービス(DNS/NTP)については、設定は基本的には同一設定での運用で問題ありません。

  • Active - Standby構成の冗長について
    Active - Standby構成の冗長機能は、片方がActive機として運用されActive機に問題が発生した場合にStandby機がActive機へと切り替わります。
    各サービスについては、Active機の設定がStandby機へとと同期されますので意識せず運用いただけます。 Active - Sandbyの冗長化設定方法についてはここを参照ください。

型番商品名
EBHX1/DDN1ENTEasyBlocks DDN1 Enterprise

参考:DHCP オプション

本装置がIPアドレスの配布以外で対応しているオプション内容は以下の通りです。

DHCP Option Code名称設定項目
1Subnet Maskネットマスク
3Router Optionデフォルトゲートウェイ
6Domain Name Server OptionDNS サーバー
15Domain Name Optionドメインネーム
43Vendor Specificポリシー管理におけるベンダークラス識別子判定条件
44NetBIOS over TCP/IP Name Server OptionWINS サーバー
51IP Address Lease Time標準リース時間
82Agent Circuit IDポリシー管理におけるリレーエージェント情報(回線ID)判定条件
83Agent Remote IDポリシー管理におけるリレーエージェント情報(リモートID)判定条件
252WPAD OptionWPAD URL