PD Handler

PD Handlerは、OpenBlocksのPDHMSのモジュールです。
センサーの受信インターフェース毎にBT/BLE用、EnOcean用などモジュールとして分かれています。
センサーから受信したデータはユニックスドメインソケットのメッセージパスを利用してPD Repeaterなどへ送ります。
センサーデータの送り先は選ばれた最大4つのIoTクラウドに対して複数の指定が可能です。
センサー毎の送り先の設定を参照。

必要なセンサーハンドラを IoTデータ設定モジュール設定タブで起動します。
またセンサー種類毎の詳細設定は以下の一覧のリンク先を参照して下さい。

センサー種類概要説明
BLEビーコン社員証などのBLEビーコンからのデータ受信
BLEセンサー温湿度、CO2などを計測するBLEセンサーからのデータ受信
EnOceanEnOceanデバイスからのデータ受信
Wi-SUN Bルート低圧スマートメータのBルート受信
※ECHONET LiteとAIF認証は未取得なので本番運用できません。
ModbusクライアントModbusの機器に対して問い合わせをする側のモジュールです。
ModbusサーバーModbusの機器としてModbusプロトコルで問い合わせされる側のモジュールです。
Modbus2クライアントモデリングファイルで定義されたModbusの機器に対して
問い合わせをする側のモジュールです。
Modbus2サーバーモデリングファイルで定義されたModbusの機器として
Modbusプロトコルで問い合わせされる側のモジュールです。
SII SW4xSII社のミスター省エネのホスト側のモジュールです。
高圧スマートメータ高圧スマートメータへの有線LANアクセスモジュールです。
OpenBlocks IoT EX1及びVX2ではECHONET LiteとAIF認証済です。

補足事項

BLE

WEB-UIにBLEデバイスとして登録し送信対象として設定したセンサーやビーコンは個別に扱われます。
この場合において、特にビーコンデバイスはビーコンの送信設定との依存が無くなります。そのため、ビーコン送信設定の制御タイプ、データフィルタ等は適用されません。
また、対応しているセンサー付きビーコンのPD Repeaterへ渡すデータは、解析されたセンサーデータとなります。しかし、通常のビーコンの場合は時刻/デバイスID/メモ情報をPD Repeaterへ渡します。