Toami for DOCOMO(t4d)

送受信設定メニューにおける設定

送受信設定メニューにおける設定項目

設定項目説明
インターバル[sec]送信完了後~送信開始までの時間間隔を秒単位で設定します。
有効時間[sec]PD Reperterがデータ送信できない場合において、保持する時間を設定します。 0 を指定した場合、データ送信が完了するまで保持し続けます。
サブプロセス再起動間隔[sec]サブプロセスを再起動する間隔を設定します。 通常デフォルト値(86400秒)から変更する必要はありません。 0を指定した場合、再起動は行いません。
接続先URL接続先のToami for DOCOMOのURLを設定します。
デバイス一括設定各デバイス設定メニューにおいて送信対象設定が送信するとなっている各対象の送信先設定を一括で有効/無効を選択できます。

各デバイス設定メニューにおける設定

各デバイス設定メニューにおける設定項目

設定項目説明
Gateway Name(t4d)Toami for DOCOMOのGateway Nameを設定します。
App Key(t4d)Toami for DOCOMOのGateway Nameを設定します。

Toami for DOCOMOでは扱えるデータ(JSON文字列)のキー情報が固定されているため、下図の様にPD Handlerの出力をPD ReperterでNode-REDに渡し、 Node-REDでキー情報の変換を行い、PD Reperterを介してToami for DOCOMOへ送る構成とする必要があります。

Beacon デバイス (PD Handler BLE)を例に設定方法を示します。

  1. PD Handler BLE (デバイス番号 device_beacon)の送り先をドメインソケット(lsocket)に設定します。
    ドメインソケット(lsocket)の設定については、ドメインソケット(lsocket)を参照して下さい。
    ここでソケットパスプレフィックスは、デフォルト値 "@/node-red/" のまま設定されるものとします。

  2. Node-REDをユーザー定義のデバイスとして登録します。
    ユーザー定義デバイスの登録については、デバイス設定(ユーザ定義)を参照して下さい。
    ここでユーザー定義のデバイスとして "userdev_0000001" が割り振られたものとします。

  3. Node-REDにおいて、ipc-inノード・ipc-outノード・t4d-keymapperノードを配置し結線します。
    Node-REDの利用方法については、Node-REDスターターガイドを参照して下さい。

  1. ipc-inノードのプロパティを設定します。
    プロパティのPathを "/node-red/device_beacon.sock" に設定し、Abstract Flagをチェックします。

  1. ipc-outノードのプロパティを設定します。
    プロパティのPathを "/pd_repeater/userdev_0000001.sock" に設定し、Abstract Flagをチェックします。

  1. t4d-keymapperノードのプロパティにおいて PD Handler BLEのビーコン出力のJSONキーと変換後のキーの設定を行います。

    PD Handler BLEのビーコン出力のJSONキーと変換後のキー

    JSONキーデータ形式内容変換後のキー
    deviceId文字列デバイスIDs01
    appendixInfo文字列付随情報s02
    time文字列データ取得時刻s03
    rssi整数値受信信号強度n01
    type文字列ビーコン種別s04
    data文字列ペイロードデータ(HEX表記)s05
    status文字列ビーコンステータスs06
    memo文字列WEB-UIから設定された文字列s07

   t4d-keymapperノードのプロパティ「n01」を設定します。  
      6-1.n01rssiに設定します。

   t4d-keymapperノードのプロパティs01s07を設定します。  
      6-2. s01deviceIdに設定します。
      6-3. s02appendixInfoに設定します。
      6-4. s03timeに設定します。*1
      6-5. s04typeに設定します。
      6-6. s05dataに設定します。
      6-7. s06statusに設定します。
      6-8. s07memoに設定します。

info
  1. s03に設定されるデータ取得時刻は、Toami for DOCOMO上では単なる文字列として扱われます。
    Toami for DOCOMOの時刻情報(timestampキーの値)は t4d-keymapperノード内で自動的に生成され付加されます。
  • t4d-keymapperノードは、PD Handler Modbus Client/Server 等、値を配列やJSONオブジェクトで出力するデバイスには対応できません。
    値を配列やJSONオブジェクトで出力するデバイスについては、その変換条件に応じた独自の機能(ファンクション)ノードを作成して下さい。