OpenBlocks IoTの設定

使用機器

ここでは以下の機器を使用して、設定します。

  • OpenBlocks IoT VX2(EnOcean拡張モジュール搭載)
  • アーミン928・あけしめセンサー(ET9-OCS)

WEB-UIの初期設定

OpenBlocks IoT VX2のWEB-UIの初期設定については、初期設定をご覧ください。

IoTデータ制御パッケージのインストール

IoTデータ制御パッケージをインストールしていない場合、[メンテナンス] > [機能拡張]タブの[インストール機能]のドロップダウンメニューで「IoTデータ制御」を選択し、[実行]ボタンをクリックします。

機能拡張

EnOcean登録

ここで使用する「アーミン928・あけしめセンサー(ET9-OCS)」はEnOceanデバイスです。OpenBlocks IoT VX2のIoTデータ制御機能で使用するために、登録する必要があります。

[サービス] > [基本機能] > [EnOcean登録]タブの[EnOcean登録]に、デバイスの情報を入力して、[保存]ボタンをクリックしてください。

EnOcean登録

項目備考
デバイスID0123ABCDデバイス付属の文書に記載されている値を入力してください。
ユーザーメモET9-OCSお好みの文字列を入力してください。
EEP(機器情報プロファイル)D50001デバイス付属の文書に記載されている値を入力してください。「アーミン928・あけしめセンサー(ET9-OCS)」は、「D50001」です。

登録したデバイスは、[一覧]に表示されます。「デバイス番号」は、自動で割り振られます。

詳細は、サービスの追加 > [EnOcean 登録]をご覧ください。

証明書のアップロード

デバイス証明書とプライベートキーの作成」で作成してダウンロードした証明書

  • デバイス証明書
  • プライベートキー

と、「証明書の入手」でダウンロードした証明書

  • X.509ルート証明書

を、[システム] > [ファイル管理]タブでアップロードします。

ファイル管理

証明書パス
デバイス証明書iothub/new-device.cert.pem
プライベートキーiothub/new-device.key.pem
X.509ルート証明書iothub/BaltimoreCyberTrustRoot.crt.pem

ディレクトリ「iothub/」は、[新規ディレクトリ生成]で生成してください。

アプリ起動制御

[サービス] > [IoTデータ] > [アプリ設定]タブで、起動するアプリを設定します。[アプリ起動制御]の[デフォルト使用アプリモード表示]チェックボックスをチェックします。[デフォルトアプリ起動制御]で、以下の通り設定します。

デフォルトアプリ起動制御

アプリ
PD Repeater使用する
PD Handler UART使用する

[アプリ起動制御]で、以下の通り設定します。

アプリ起動制御

アプリ
PD Repeater使用する
PD Handler UART使用する
使用対象EnOcean

設定終了時には、[保存]ボタンをクリックしてください。

送受信設定

[サービス] > [IoTデータ] > [送受信設定]タブの[送受信設定]で、[MS Azure IoT Hub(iothub)]を、以下の通り設定します。

送受信設定

項目備考
MS Azure IoT Hub(iothub)使用する
インターバル[sec]60
有効時間[sec]0
サブプロセス再起動間隔[sec]86400
ドメイン名azure-devices.net接続設定」の[Host name]に表示されるドメイン名を入力します。
IoTHub名ph-vx2接続設定」の[Host name]に表示されるホスト名を入力します。
QoS0
受信QoS1
X.509ルート証明書/var/webui/upload_dir/iothub/BaltimoreCyberTrustRoot.crt.pemX.509 CA 証明書を使用して、IoT Hub 接続デバイスを認証する場合、「証明書のアップロード」でアップロードした[X.509ルート証明書]のパスをディレクトリ名「/var/webui/upload_dir/」に続けて入力してください。対称キーを使用する場合は、空欄です。

EnOceanデバイス設定

[EnOceanデバイス設定]で、以下の通り設定します。ここで[デバイス番号]は、EnOcean登録で登録したデバイスの番号です。

認証: 対称キー

EnOceanデバイス設定

項目備考
デバイスファイル/dev/ttyEX2
データ送信モードデータ変換モード
送受信設定使用する
デバイス番号endev_0000001EnOcean登録で登録したデバイスの「デバイス番号」が表示されます。
データ間引間隔[ms]0
バッファーサイズ4096
デバイスID0123ABCDEnOcean登録で登録したデバイスの「デバイスIDが」表示されます。
EEP(機器情報プロファイル)D50001EnOcean登録で登録したデバイスの「EEP(機器情報プロファイル)」が表示されます。
ユーザーメモET9-OCSEnOcean登録で登録したデバイスの「ユーザーメモ」が表示されます。
固定情報付与(JSON)
送受信設定iothub
デバイスID(iothub)vx2-et9ocs認証: 対称キー」の[Device ID]を入力します。
モジュールID(iothub)
トランスペアレント(iothub)使用しない
デバイスキー(iothub)ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ0123456789=対称キーの確認」の[Primary key]を入力します。
X509認証設定(iothub)無効

設定終了時には、[保存]ボタンをクリックしてください。

詳細は、IoTクラウド/サーバー送受信 > 送受信設定 > 送受信先毎の設定 > MS Azure IoT Hub(iothub)をご覧ください。

認証: X.509 CA 証明書

EnOceanデバイス設定

項目備考
デバイスファイル/dev/ttyEX2
データ送信モードデータ変換モード
送受信設定使用する
デバイス番号endev_0000001EnOcean登録で登録したデバイスの「デバイス番号」が表示されます。
データ間引間隔[ms]0
バッファーサイズ4096
デバイスID0123ABCDEnOcean登録で登録したデバイスの「デバイスIDが」表示されます。
EEP(機器情報プロファイル)D50001EnOcean登録で登録したデバイスの「EEP(機器情報プロファイル)」が表示されます。
ユーザーメモET9-OCSEnOcean登録で登録したデバイスの「ユーザーメモ」が表示されます。
固定情報付与(JSON)
送受信設定iothub
デバイスID(iothub)vx2-et9ocs-x509認証: X.509 CA 証明書」の[Device ID]を入力します。
モジュールID(iothub)
トランスペアレント(iothub)使用しない
デバイスキー(iothub)
X509認証設定(iothub)有効
証明書(iothub)/var/webui/upload_dir/iothub/new-device.cert.pem証明書のアップロード」でアップロードした[デバイス証明書]のパスをディレクトリ名「/var/webui/upload_dir/」に続けて入力してください。
プライベートキー(iothub)/var/webui/upload_dir/iothub/new-device.key.pem証明書のアップロード」でアップロードした[プライベートキー]のパスをディレクトリ名「/var/webui/upload_dir/」に続けて入力してください。

設定終了時には、[保存]ボタンをクリックしてください。

詳細は、IoTクラウド/サーバー送受信 > 送受信設定 > 送受信先毎の設定 > MS Azure IoT Hub(iothub)をご覧ください。