DNS ゾーン設定(v2)

info
  • 本項目はコンフィグモードをv2に設定した際に表示されます。
  • 本機能はEasyBlocks DDN1 Ver.1.1.2以上にてご使用可能です。

DNS のゾーン情報を設定します。
VIEW機能を使用する場合、事前にVIEW定義を作成する必要がありますのでご注意ください。

ZONE

ゾーン設定

正引き逆引き(IPv4)逆引き(IPv6)
straightreverse_v4reverse_v6
項目説明
VIEW対象本項目はVIEW機能を使用する場合に表示されます。
ゾーン登録対象とするVIEW定義を選択してください。
VIEW機能を使用する場合、事前にVIEW定義を作成する必要があります。
登録ゾーン種類登録するゾーンの種類を以下から選択します。
  • 正引き
  • 逆引き(IPv4)
  • 逆引き(IPv6)
正引き時
  ドメイン名正引き用のドメイン名を指定します。
逆引き時(IPv4)
  ネットワークアドレス逆引きゾーン名を生成する為、ネットワークアドレスを入力します。
逆引きゾーン名が決まっている場合には、入力は不要です。
  ネットマスク逆引きゾーン名を生成する為、ネットワークマスクを選択します。
8[255.0.0.0]~32[255.255.255.255]まで選択可能です。
なお、逆引きゾーン名が決まっている場合には、入力は不要です。
  逆引き表現逆引きゾーンの表現方法を選択します。選択可能な項目は以下です。
なお、逆引きゾーン名が決まっている場合には、選択は不要です。
  • 0.168.192.in-addr.arpa. (ネットマスクが 24 の場合の標準)
  • 16.172.in-addr.arpa. (ネットマスクが 16~23 の場合の標準)
  • 10.in-addr.arpa. (ネットマスクが 8~15 の場合の標準)
  • 27/0.168.192.in-addr.arpa. (ネットマスク/ で始まる)
  • 128-27.168.192.in-addr.arpa. (最初のアドレス-ネットマスクで始まる)
  • 27-128.168.192.in-addr.arpa. (ネットマスク-最初のアドレスで始まる)
  • 128-159.0.168.192.in-addr.arpa. (最初-最後のアドレスで始まる)
  • 128.0.168.192.in-addr.arpa. (最初のアドレスで始まる)
  • 0/27.0.168.192.in-addr.arpa. (最初のアドレス/ で始まる)
  • ユーザー定義 : 選択候補にない場合はフォームに記載することで指定可能です。
    表記例) %4/%m.%3.%2.%1.in-addr.arpa.
    %1 - ネットワークアドレスの1番目の数字。
    %2 - ネットワークアドレスの2番目の数字。
    %3 - ネットワークアドレスの3番目の数字。
    %4 - ネットワークアドレスの4番目の数字。
    %m - ネットマスクのビット表記
    %b - アドレスレンジの最初、 %e - アドレスレンジの最後
  逆引きゾーン名入力及び選択したネットワークアドレス、ネットマスク、逆引き表現を元に、生成ボタンを押すことで逆引きゾーン名を作成します。
既に逆引きゾーン名が決まっている場合、直接入力で指定することも可能です。
逆引き時(IPv6)
  ネットワークアドレスIPv6のネットワークアドレス及びネットマスクを指定しています。
なお、逆引きゾーン名が決まっている場合には、指定は不要です。
  逆引きゾーン名入力したネットワークアドレス、ネットマスクを元に、生成ボタンを押すことで逆引きゾーン名を作成します。
既に逆引きゾーン名が決まっている場合、直接入力で指定することも可能です。
ゾーンのタイプ以下から選択が可能です。
  • プライマリ : ゾーン情報のオリジナルを持つDNSサーバ
  • セカンダリ : プライマリDNSサーバからゾーン情報を転送して保持するDNSサーバ
  • フォワード : 自身が担当していない名前解決を他のDNSサーバに依頼するDNSサーバ

プライマリ設定

ゾーンのタイプがプライマリ時に本項目は表示されます。

dns_v2_primary

SOA設定

項目説明
DNSサーバのホスト名プライマリDNSサーバのFQDN(ゾーンの正当な情報源)を指定します。
管理者のメールアドレスドメイン及びゾーンの管理者のメールアドレスを指定します。
TTL(キャッシュ有効期限)デフォルトのキャッシュ有効時間を秒単位で指定します。
Refresh(更新間隔)セカンダリがプライマリに問い合わせて変更を確認する間隔を秒単位で指定します。
Retry(リトライ間隔)リフレッシュ失敗時に再試行するまでの待機時間を秒単位で指定します。
Expire(レコード有効時間)セカンダリがプライマリに接続できない場合、データを保持できる最大時間を秒単位で指定します。
Minimum(キャッシュ有効期限)キャッシュの最小有効時間を秒単位で指定します。

ゾーン転送アクセス制限

項目説明
アクセス制限使用設定ゾーン転送を許可制限を行うかの設定を行います。
  • 使用する : ゾーン転送のアクセス制限対象を指定して、制限を行います。
  • 使用しない : ゾーン転送のアクセス制限を行わず、全てのアクセス許可を行います。
  ゾーン転送のアクセス制限アクセス制限使用設定を 使用する にした場合に表示されます。
ゾーン転送を許可する対象(IPアドレス、ネットワーク、ACL)を指定します。
未指定の場合は、アクセス対象はいないものとし全てのアクセスを拒否します。

DDNS設定

項目説明
使用設定DDNS機能を使用するかを設定します。機能を使用する場合には使用するを選択してください。
  DDNSアクセス制御DDNSの更新リクエストを許可する接続元を以下から選択します。
  • 全て : 接続元の制限をしません。セキュリティ上、適切ではありません。
  • 所属ネットワークのみ : 所属するネットワークからのみの更新リクエストを許可します。
  • 指定のみ : 指定対象に設定したIPアドレス/ネットワーク(192.168.10.0/24)/ACL/TSIG鍵を;区切りで定義したもののみ、リクエストを許可します。
info
  • DDNSにてレコードを更新する場合、更新処理にてSOAレコードを問い合わせることがあります。そのため、DDNS更新を行うクライアントをクエリー送信元対象に含めるように設定してください。
  • 指定対象にTSIG鍵を指定する場合、key "<TSIG鍵管理名>"として指定してください。

セカンダリ設定

ゾーンのタイプがセカンダリ時に本項目は表示されます。

dns_v2_secondary

プライマリサーバ指定

項目説明
プライマリサーバゾーンデータを取得するDNSサーバのIPアドレスを指定します。

フォワード設定

ゾーンのタイプがフォワード時に本項目は表示されます。

dns_v2_forward

項目説明
動作モードの指定フォワード用DNSサーバの挙動を以下から選択します。
  • フォワードのみ : 自身で名前解決は行わず、指定されたフォワーダが名前解決を行います。
  • フォワード後、自己解決を実施 : フォワーダが答えを返さなかった場合、DNSサーバ自身がリカーシブリゾルバとして振る舞い名前解決を試みます。

フォワード先指定

項目説明
フォワード先上位のDNSサーバのIPアドレスを指定します。

ゾーン一覧

登録したゾーン情報の一覧が表示されます。
VIEW機能を使用している場合、VIEW毎にゾーン名を管理しています。

dns_v2_zonelist

操作の編集を押すことでゾーン設定定項目に遷移し、編集することができます。 操作の削除を押すことで該当のゾーン情報を削除します。