DNS VIEW設定(v2)

info
  • 本項目はコンフィグモードをv2に設定し、VIEW機能を有効にした際に表示されます。
  • 本機能はEasyBlocks DDN1 Ver.1.1.2以上にてご使用可能です。

VIEW機能を使用しない場合には、本ページは閲覧不要です。

VIEW機能はクライアントの接続元(IPアドレス等)によって異なるDNS応答を返す機能です。
VIEW機能では設定した優先順位と適用範囲によってDNS応答制御を行いますので、基本的には2つ以上のVIEW定義(特定環境と全体環境)を作成して下さい。

dns_view

VIEW登録

VIEW定義を作成します。

項目説明
VIEW名VIEWの管理名を指定します。使用可能文字は1文字目は英字、2文字目以降は英数字及び_となります。
VIEW優先度VIEWの優先度を定義します。0~100まで設定でき、数字の低い方が優先度が高くなります。
VIEW定義間にて同一の優先度は定義できませんので、2つ目以降のVIEW定義を設定する場合にはご注意ください。
メモ情報該当VIEW定義のメモ情報を設定できます。使用用途の記載にご使用ください。
利用方法該当VIEWにおけるDNSサーバーの利用方法をコンテンツサーバ、キャッシュサーバ、コンテンツ兼キャッシュサーバから用途を選択します。
  再帰問い合わせ回答が得られるまで、DNSのツリー構造をたどっていく検索方法を使用するか設定します。
利用方法にキャッシュサーバが含まれる場合>に表示されます。
  ルートヒントファイルDNSルートサーバ情報ファイルを使用するかを設定します。
利用方法にキャッシュサーバが含まれる場合に表示されます。
  フォワード先キャッシュサーバとして利用する場合にクエリを転送する先となるDNSサーバをIPv4アドレスにて指定します。
利用方法にキャッシュサーバが含まれる場合に表示されます。
  フォワード先(IPv6)キャッシュサーバとして利用する場合にクエリを転送する先となるDNSサーバをIPv6アドレスにて指定します。
利用方法にキャッシュサーバが含まれる場合に表示されます。
DNSSEC検証DNSSECの署名検証の設定を行います。
  • 自動 : DNSSECの署名検証が有効となり、DNSルートゾーンのデフォルトのトラストアンカーが使用されます。
  • 有効 : DNSSECの署名検証が有効となり、トラストアンカーを手動で構成する必要があります。
  • 無効 : DNSSECの署名検証が無効です。
VIEW適用範囲該当VIEWを適用する接続元を以下から選択します。
  • 全て : 接続元の制限はありません。
  • 所属ネットワークのみ : EasyBlocksが所属している全てのネットワーク内の接続元を対象とします。
  • 指定のみ : 指定した内容に基づき対象を設定します。
  指定対象VIEW適用範囲が指定のみを選択した際に表示され、IPアドレス/ネットワーク/ACLを定義できます。
クエリー送信元該当VIEWにおけるアクセスを許容するクエリー送信元を以下から選択します。
  • 全て : 接続元の制限はありません。
  • 所属ネットワークのみ : EasyBlocksが所属している全てのネットワーク内の接続元を対象とします。
  • 指定のみ : 指定した内容に基づき対象を設定します。
  • 許可しない : 許容対象なし。
  指定対象クエリー送信元が指定のみを選択した際に表示され、許容するクエリー送信元をIPアドレス/ネットワーク/ACLにて定義できます。
再帰クエリー送信元該当VIEWにおけるアクセスを許容する再帰クエリー送信元を以下から選択します。
  • 全て : 接続元の制限はありません。
  • 所属ネットワークのみ : EasyBlocksが所属している全てのネットワーク内の接続元を対象とします。
  • 指定のみ : 指定した内容に基づき対象を設定します。
  • 許可しない : 許容対象なし。
  指定対象再帰クエリー送信元が指定のみを選択した際に表示され、許容する再帰クエリー送信元をIPアドレス/ネットワーク/ACLにて定義できます。
キャッシュアクセス該当VIEWにおけるアクセスを許容するキャッシュアクセス元を以下から選択します。
  • 全て : 接続元の制限はありません。
  • 所属ネットワークのみ : EasyBlocksが所属している全てのネットワーク内の接続元を対象とします。
  • 指定のみ : 指定した内容に基づき対象を設定します。
  • 許可しない : 許容対象なし。
  指定対象キャッシュアクセスが指定のみを選択した際に表示され、許容するキャッシュアクセス送信元をIPアドレス/ネットワーク/ACLにて定義できます。

設定が終わったら保存ボタンを押してください。

info

指定のみとした場合に表示される指定対象については、;区切りにて複数指定可能です。

VIEW一覧

VIEW定義が1つ以上存在する場合、以下のように表示されます。

dns_viewlist

操作の編集を押すことでVIEW登録項目に遷移し、編集することができます。 操作の削除を押すことで該当のVIEW定義を削除します。後述の該当VIEWに依存するゾーン、レコード情報についても削除されさます。